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2013年4月28日日曜日

日英版ビデオ:4.26パシフィック・ビーチ・ホテル争議解決報告集会

パシフィック・ビーチ・ホテルにおける労働争議が全面解決し、解雇されていた労働者たちも職場復帰しましたので、ボイコットキャンペーンは終了しました。ハワイにお越しの際には、パシフィック・ビーチ・ホテルをどうぞご利用下さい。

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日英版ビデオ:4.26パシフィック・ビーチ・ホテル争議解決報告集会

 Video on the event to celebrate the victory of workers over the Pacific Beach Hotel on April 26.  [English-Japanese version]


パシフィック・ビーチ・ホテルの当該労働者とILWUの役員を招聘し、4月26日に争議解決報告集会を開催しました。労働者たちは2002年から闘いを続けてきました。

We invite ILWU officials and  a worker at the Pacific Beach Hotel in Honolulu. We had an event to celebrate the victory of workers over the Pacific Beach Hotel on April 26. They had fought against the management of the hotel since 2002.

4月26日の争議解決報告集会で配布した『パシフィック・ビーチ・ホテル争議勝利解決報告:新たな国際連帯の模索』は以下からダウンロードできます。
http://www.jca.apc.org/labornow/PBH_Report_April26_2013.pdf (Only Japanese version)

2013年4月4日木曜日

4.26パシフィック・ビーチ・ホテル争議解決報告集会





























ハワイのワイキキにあるパシフィック・ビーチ・ホテルにおける10年余わたる労働組合つぶし、組合員の解雇をめぐる労働争議が2013年1月14日に全面解決しました。2013年1月よりホテルの運営会社がかわり、経営は反組合の方針を全面的に転換し、全米港湾労組142支部(ILWU Local142)と円満に和解解決しました。組合は経営側と労働組合の基本的な権利や労働条件を定めた労働協約を新たに締結しました。なお、解雇された労働者たちは全国労働関係局(NLRB)の命令を受けて復職していましたが、経営側が連邦裁判所に命令取り消し訴訟を起こし、争議は継続していました。

宿泊客の8割が日本人であるので、AFL−CIOと全米港湾労組(ILWU)の要請を受けて、連合、国際運輸労連(ITF)、交運労協(ITF-JC)、国際食品労連(IUF)、国際食品労連日本加盟組合協議会(IUF-JCC)、サービス連合(旅行会社を組織)、全国港湾、全港湾、Labor Nowなどが連携して支援してきました。長期にわたる闘いとなりましたが、本当に成果を上げた国際連帯となりました。

つきましては、4月26日に争議解決報告集会を開催することとなりました。報告集会には、パシフィック・ビーチ・ホテルで長年働いてこられたカペナ・カナイウプニさん(Kapena Kanaiupuni;ILWUパシフィック・ビーチ・ホテル交渉単位代表)をはじめ、ILWUの役員のみなさんが参加されます。多くのみなさんにご参加を呼びかけます。

なお、労働争議が円満に解決しましたので、パシフィック・ビーチ・ホテルのボイコット・キャンペーンを終了しました。今後はパシフィック・ビーチ・ホテルをぜひご利用下さい。ご支援いただいたみなさん、大変ありがとうございました。



4.26パシフィック・ビーチ・ホテル争議解決報告集会
日 時:2013年4月26日(金)18:30〜19:45
場 所:連合会館(旧総評会館)3階AB会議室
内 容:経過報告、ILWU並びに当該労働者からの報告など
主 催:ITF東京事務所
    全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協、ITF-JC)
    国際食品労連日本加盟労組連絡協議会(IUF-JCC)
    日本労働組合総連合会(連合)
連絡先:ITF東京事務所 Tel:03-3798-2770

2013年2月14日木曜日

ハワイのパシフィック・ビーチ・ホテルの労働者たち


ハワイのパシフィック・ビーチ・ホテル争議の解決から1ヶ月。新たに獲得した労働協約の批准投票の記念写真が届いた。組合づくりのスタートから10年、みんなよく頑張った。解雇されても、団結すれば、勝てるんだなあ。
http://supportpbhworkers.blogspot.jp/


2013年1月24日木曜日

パシフィック・ビーチ・ホテル争議円満和解解決のお知らせ

労働争議全面解決によりボイコットキャンペーンを終了します


ハワイのワイキキにあるパシフィック・ビーチ・ホテルにおける10年余わたる労働組合つぶし、組合員の解雇をめぐる労働争議が、2013年1月14日に円満に全面解決しました。解雇された労働者たちは全国労働関係局(NLRB)の命令を受けて、すでに復職しています。2013年1月よりホテルの運営会社がかわり、経営は反組合の方針を全面的に転換し、全米港湾労組142支部(ILWU Local142)と円満に和解解決しました。組合は経営側と労働組合の基本的な権利や労働条件を定めた労働協約を新たに締結しました。

宿泊客の多数が日本人であるので、AFL-CIOと全米港湾労組(ILWU)の要請を受けて、連合、国際運輸労連(ITF)、交運労協、国際食品労連(IUF)、国際食品労連日本加盟組合協議会(IUF-JCC)、サービス連合(旅行会社を組織)、全港湾、全国港湾、Labor Nowなどが連携して支援してきました。本当に成果を上げた国際連帯となりました。解決を喜びたいと思います。

労働争議が円満に解決しましたので、パシフィック・ビーチ・ホテルのボイコット・キャンペーンを終了しました。今後は良好な労使関係を確立したパシフィック・ビーチ・ホテルをぜひご利用下さい。

ご支援いただいたみなさん、大変ありがとうございました。

高須裕彦
全米港湾労組142支部(ILWU Local 142)の日本におけるコンタクトパーソン
Labor Now 運営委員

参考:
パシフィック・ビーチ・ホテル ボイコット・キャンペーンのサイト

争議解決を報じる地元テレビ局のニュース


2012年11月27日火曜日

12/8公開研究会「韓国の民主化と在日韓国人元良心囚の再審裁判の現状と課題」


28回社会運動ユニオニズム研究会
日 時:2012128日(土)13:30  17:00
場 所:法政大学市ヶ谷校舎80年館7階角会議室(図書館のある建物)
共 催:法政大学大原社会問題研究所
    一橋大学大学院社会学研究科フェアレイバー研究教育センター
    明治大学労働教育メディア研究センター
    Labor Now
テーマ:韓国の民主化と在日韓国人元良心囚の再審裁判の現状と課題
報 告:金元重さん(千葉商科大学教員、Labor Now会員)
参加申込み:資料準備の都合上、125日までに研究会事務局・高須宛にご一報下さい。
b071429k(a)r.hit-u.ac.jp
(a)を半角の@に置き換えて送信下さい。
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金元重さんは1975年、韓国ソウル大大学院に母国留学中に、「留学生学園浸透スパイ団事件」の一人として中央情報部によって拘束され、起訴されて懲役7年の有罪判決を受け大田刑務所で服役、198212月刑期を終え出所しました。事件から36年後の20114月再審申請をし、今年(2012年)329日ソウル高等法院で再審無罪判決を受けました。
今回の研究会では、1970年代朴正煕(パクチョンヒ)政権の維新体制期に生じた在日韓国人留学生スパイ事件の背景や経緯、裁判と獄中での生活、今回再審を受けるようになった金元重さんの体験を語ってもらうと同時に、2000年代に入って韓国で急速に進んだ「過去の出来事の真実究明と清算・和解」をめぐる一連の民主化の動きについて報告してもらいます。ご関心ある方のご参加を呼びかけます。
参考文献:木村貢「韓国『民主化』のなかの在日韓国人:スパイ捏造事件-四半世紀のときを超えて」『世界』201210月号。


2011年8月19日金曜日

9/9パシフィック・ビーチ・ホテル労働争議報告集会へ

9月9日(金)
ハワイ・ホノルルの
パシフィック・ビーチ・ホテル労働争議
 全国労働関係局勝利命令報告集会へ
  ~全米港湾労組代表団来日~
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●2011年9月9日(金)18:00~20:00
●連合本部A・B会議室(総評会館3階)
●集会内容
勝利命令解説:宮里邦雄さん(弁護士)
全米港湾労組から闘いの報告:
McEllrath本部委員長、Furtado本部副委員長
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「全米港湾倉庫労働組合142支部」(ILWU)は、2002年以来、米国ハワイ州ホノルル、ワイキキ・ビーチにある「パシフィック・ビーチ・ホテル」において、従業員の組織化を進めてきました。しかし、ホテルの経営側は組合づくりをことごとく妨害してきました。2007年12月1日、経営側は、組織化の中心を担ってきた従業員を中心に32名を突然不当解雇し、団体交渉を拒否し、計画的かつ悪質な組合攻撃をかけてきました。

ILWUは、全国労働関係局(NLRB)に対して不当労働行為救済の申し立てを行い、解雇撤回と組合承認を求める闘いを続けています。

NLRBは、2011年6月14日に、組合の主張を全面的に認めて、32名の解雇撤回と復職や労働条件の不利益変更の撤回などを含む完全勝利の救済命令を交付しました。

そこで、9月9日にILWUからの代表団を迎えて、報告集会を開催いたします。多くのみなさんのご参加を呼びかけます。

同ホテルの利用者の7割以上が日本からの顧客ですので、AFL-CIOとILWUは日本の労働組合へ支援要請しています。連合、交運労協、IUF-JCCなどが支援を決定し、取り組みを進めています。

主 催: ITF東京事務所、全日本交通運輸産業労働組合協議会(交運労協、ITF-JC)、国際食品労連日本加盟労組連絡協議会(IUF-JCC)、日本労働組合総連合会(連合)

連絡先:ITF東京事務所(108-0023港区芝浦3-2-22田町交通ビル、Tel:03-3798-2770)

2010年4月20日火曜日

パシフィック・ビーチ・ホテル争議 連邦地裁の勝利命令

ハワイのパシフィック・ビーチ・ホテル争議
3月29日 連邦ホノルル地裁は組合完全勝利の救済履行命令を決定!
しかし、NLRBと現場の闘い、そして、ボイコット運動は続く


2007年12月、ハワイ・ワイキキの「パシフィック・ビーチ・ホテル」は、ILWU(全米港湾労組)の中心活動家らを不当解雇し、組合承認を取り消し、団体交渉を拒否しました。組合側は全国労働関係局(NLRB=日本の労働委員会に相当)に不当労働行為救済申し立てを行い、闘いを続けてきましたが、2009年9月30日、NLRBサンフランシスコ支局は組合側主張を全面的に認める救済命令を交付しました。しかし、ホテル側は命令の履行を拒否して、上訴し、ワシントンのNLRB本部で審理が続いています。

他方、NLRB支局は、命令の実効性を確保するために、連邦ホノルル地裁に、救済履行命令の申し立てを行いました。3月29日、連邦地裁は救済履行命令を決定しました。

救済履行命令の内容は、組合を承認し、誠意をもって交渉すること、解雇された組合交渉委員らを復職させること、一方的な労働条件の不利益変更を無効とすること、命令書の写しを掲示すること、その内容を従業員の前で読み上げることなどです。これはNLRB支局の決定に続く、組合側完全勝利命令です。

救済履行命令は、救済命令が確定するまでの間、暫定的に命令の履行を強制する決定です。命令に従わないと法定侮辱罪となり、過料が科せられます。現在ホテル側は、解雇された交渉委員らの復職を受け入れ、命令を履行する一方、NLRB本部で争いを続けており、争議が解決した訳ではありません。ILWUは引き続き、パシフィック・ビーチ・ホテルのボイコット運動の継続を呼びかけています。

日本からパシフィック・ビーチ・ホテルには泊まらない取り組みを引き続き進めていきましょう。みなさまのご理解とご支援をお願いします。

詳しくはここをクリック

2009年10月29日木曜日

パシフィック・ビーチ・ホテル争議:経営側の許し難い動き

パシフィック・ビーチ・ホテル争議に関するNLRBの救済命令(組合完全勝利の命令)に対して、ホテルの経営側は、10月28日までにワシントンの全国労働関係局委員会(日本の中央労働委員会に相当)に不当にも異議申し立てを行いました。

1日も早い争議の解決を求める当該労働者や支援者たちの思いを踏みにじる経営側の対応を断じて許すことができません。

本日(10月29日)、国際運輸労連東京事務所、交運労協、連合、サービス連合、全港湾労組は、業界団体であるJATA(日本旅行業協会)や主要旅行会社に対して争議の早期解決へ向けて可能な対応を行うこと、関係者への情報提供を行うことなどを要請しました。

日本の労働組合は、全米港湾労組と連帯しながら支援運動を続けていきますので、ご支援ご協力をお願い致します。

関係情報は以下のサイトへ

2009年10月17日土曜日

パシフィック・ビーチ・ホテル争議 全国労働関係局から 完全勝利の救済命令を勝ち取る

ハワイ・ワイキキのパシフィック・ビーチ・ホテル争議に関して、9月30日、全国労働関係局(NLRB=日本の労働委員会に相当)は、組合側主張を全面的に認める完全勝利の救済命令を交付した。

命令の内容は、7名の交渉委員らの解雇を撤回し、復職させ、賃金を解雇時点まで遡って支払うこと、排他的交渉代表として組合(全米港湾労組ローカル142)を承認すること、誠意をもって組合との団体交渉に応じること、組合の同意なく一方的に実施した労働条件の変更を撤回し、従前の労働条件を回復し、損害を補償すること、ポストノーティス(命令内容の掲示)など19項目である。組合は経営側が1日も早く命令を受入れ、争議を全面的に解決することを求めている。

10/16争議報告集会開催
10月16日、NLRBの勝利命令を受けて、これまで支援活動を進めてきた日本の労働組合は共同で報告集会を開催し、争議の経過を確認し、1日も早い解決を求めて、支援活動を強化することを確認した。
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パシフィック・ビーチ・ホテル争議とは
2007年12月、ハワイ・ワイキキの「パシフィック・ビーチ・ホテル」において、全米港湾労組(ILWUローカル142)を支持した従業員32名が不当解雇された。組合は、この解雇は組合つぶしを狙った不当解雇であるとして、解雇の撤回と誠意ある団体交渉を求めて闘いを続けてきた。地域の労働組合やコミュニティの諸団体、宗教団体はと「ビーチに正義を」(Justice at the Beach)を結成し、ホテル前で抗議行動とホテルのボイコットなどの支援運動を進めてきた。

宿泊客の7割以上が日本人であるので、ILWUはAFL−CIOや国際運輸労連、国際食品労連を通じて、日本の労働組合へ支援を要請し、連合や交運労協、国際食品労連日本加盟労組連絡協議会と傘下の産別組合、全港湾労組、旅行会社などを組織するサービス連合などが支援を決定し、相互に連携をしながら支援活動を進めている。

Labor NowはILWUの日本におけるコンタクト・ポイントして、連絡や争議支援の調整を行っている。

詳しくはPBH争議支援のサイト(日本語)へ。